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H.I.F.von ビーバーとその周辺

リクレアツィオン・ダルカディア2010
「H.I.F.von ビーバーとその周辺」 

リクレアツィオン・ダルカディア、2010年第2回目となる11月2日(火)のコンサートは、
オーストリア・バロックの奇才ビーバー(1644-1704)を中心に取り上げます。

ビーバーは、ボヘミアに生まれ、ザルツブルクの宮廷楽長を務めた17世紀のヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストでした。生前すでにその腕前と数々のヴァイオリン・ソナタは評判となっており、かのヴァイオリンメーカー、ヤーコブ・シュタイナーをして「恐るべき巨匠」と言わしめ、18世紀に入ってからもチャールズ・バーニー卿からは「ビーバーは17世紀のヴァイオリニストの中で最も優れているだろう、彼のヴァイオリン作品は同時代の音楽の中で最も難易度が高く、想像力に富んでいる」と時代を超えて評価されています。

今回取り上げる「技巧的で楽しい合奏曲集」は、ビーバーの円熟期52歳の年に出版された、ヴァイオリン2本と通奏低音のための作品。全部で7曲のパルティータから成りますが、すべてに異なるヴァイオリンの調弦法が指定されており、それぞれに多彩なパルティータは、ヴァイオリンのテクニックを最大限に活用しながら、ビーバー特有の懐かしいメロディーとメランコリーに溢れています。

私達がイタリアでのコンクールの一次予選で弾いた作品がこのビーバーのパルティータ3番だった、という思い出深い作品でもあります。
そのほか、ダルカディアの十八番でもある「フェンシング指南」、同時代に活躍したケルル(オーストリアやミュンヘンで活躍)の珍しいトリオ・ソナタが演奏されます。

みなさんのご来場を心からお待ちしています。

2010年11月2日(火)19時開演
初台・東京オペラシティ 近江楽堂
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Johann Heinrich Schmelzer (1623-1680)
H. シュメルツァー:フェンシング指南 Die Fechtschule

Johann Caspar Kerll (1627-1693)
J. K. ケルル:トリオ・ソナタ
Sonata g-moll, 2 violini and Basso continuo

Johann Jacob Froberger (1616-1667)
J. J. フローベルガー:ウト、レ、ミ,ファ、ソ,ラによるファンタジア(1649)
Fantasia sopra UT RE MI FA SOL LA (1649) harpsichord solo

Heinrich Ignaz Franz von Biber (1644-1704)
H.I.F von ビーバー 
ヴァイオリン・ソナタ Sonata Violino solo Representativa (1669)

「技巧的で楽しい合奏曲集」
Harmonia Artificioso-Ariosa diversimodè accordata, VII Partiten à tre (Wiesentheid, 1696)
より、次の4曲
Partita 1, d-moll (accord, a-e-a-d)
Partita 2, h-moll (accord, h-fis-h-d)
Partita 3, A-dur (accord, a-e-a-e)
Partita 6, D-dur (accord normal)

Ensemble Ricreation d’Arcadia
松永綾子 ヴァイオリン 山口幸恵 ヴァイオリン
懸田貴嗣 チェロ 渡邊孝 チェンバロ

チケット《全席自由》4000円
お問合せ オフィスアルシュ03-3565-6771
チケット取扱い 東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999 
東京古典楽器センター 03-3952-5515 他

チケット申し込みはこちらからもできます->
オフィス・アルシュのページ
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by ricrearcadia | 2010-10-12 23:31 | コンサート

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