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J-M.ルクレールの肖像

今年2010年は東京公演を2回予定しています。
7月は「J-M.ルクレールの肖像」と題して、11月は「H.I.von ビーバーとその周辺」です。

まずは7月、初夏にふさわしいルクレールの華やかな序曲で幕が開けます!

2010年7月6日(火)19時開演
東京オペラシティ 近江楽堂

Ricreation d’Arcadia リクレツィオン・ダルカディア
 グループのプロフィールはこちら
松永綾子 ヴァイオリン 山口幸恵 ヴァイオリン
懸田貴嗣 チェロ 渡邊孝 チェンバロ

J-M. ルクレール (1697 - 1764): 序曲第3番 イ長調
Jean Marie Leclair: Ouvertura III en La majeur
Grave - Allegro, Largo dolce, Allegro assai
[3] Ouvertures et [3] sonates en trio, op.13 (1753)

J-M. ルクレール: 2つのヴァイオリンのためのソナタ 変ロ長調
Sonata VI en Si bémol majeur
Allegro – adagio, Allegro moderato, Andante, Allegro non presto
Second livre de sonates (Sonate à deux violions sans basse continue), Op. 12 (c. 1747-49)

P. A. ロカテッリ (1695 - 1764): トリオ・ソナタ イ長調
Pietro Antonio Locatelli: Sonata in La maggiore
Andante, Adagio, Cantabile, Allegro
X Sonate, op. 8- 7 (1744)

G. タルティーニ (1692 - 1770): 二つのソナタ 第4番ハ長調 & 第6番ニ長調
Giuseppe Tartini: Sonata IV in Do mag., Largo, Allegro assai & Sonata VI in Re mag. Andante, Allegro
VI Sonate a due violini e basso continuo, libro II, (c. 1755, Amsterdamo [sic])

J-B. フォルクレ (1699 - 1782)
クラヴサン曲集より “摂政”-“ルクレール”-“ビュイッソン(シャコンヌ)”
Jean- Baptiste Forqueray: La Régente - La Leclair. - La Biusson. Chaconne
Pièces de Clavecin (Paris, 1747)

J-M. ルクレール: トリオ・ソナタ へ長調 作品4−4
J. M. Leclair: Sonata en Fa majeur. op. 4- 4
Largo, Allegro ma non troppo, Aria. Andante ma non troppo, Presto
Sonates en trio, Op. 4 (c. 1731-3)

J-M. ルクレール: シャコンヌ ニ長調
Chaconne en Re majeur
Première recréation de musique d’une exécution facile, Op. 6 (1736)

チケット《全席自由》4000円/※11月公演とセット券 7000円 
セット券の額を間違って記載しておりました。正しくは7000円です。申し訳ございません。

お問合せオフィスアルシュ03-3565-6771
チケット取扱い東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999 
東京古典楽器センター 03-3952-5515 他

こちらでチケットが注文できます。
オフィス・アルシュ


- 天使のようなルクレール、悪魔のようなロカテッリ -

 7月は《ジャン=マリー・ルクレールの肖像》と題したフランスのヴァイオリン楽派の創始者とも言われるジャン=マリー・ルクレールの音楽を中心に、同時代の音楽、そして彼とかかわり合いの深かった作曲家の作品を取り上げます。
 フランスのリヨン生まれのルクレール(1697 − 1764)は若くしてヴァイオリン奏者、ダンサーそしてまた指物師としての技能を兼ね備えていました。1722年イタリア、トリノの宮廷ではダンサーとしての職を得て、そのときにA. コレッリの弟子の一人であるジョバンニ・バッティスタ・ソミスに出会いました。後にトリノを訪れた J. J. クヴァンツの日記帳によると、ルクレールはソミスにヴァイオリンを師事したと言われています。1728年にはパリのコンセール・スピリチュエルにデビューし、彼はここで自作のソナタやコンチェルトの演奏会を行いました。ドイツのカッセルでは、イタリアのヴァイオリン奏者であり作曲家である P. A. ロカテッリに出会い、宮廷でともに演奏した事が記録されています。オランダ人のJ. W. ルスティッヒのレポートによると、演奏後、宮廷の道化師の一人が『ルクレールは天使のように弾き、ロカテッリは悪魔のように弾く』と述べたと言われています。これは、同時代のフランスのヴィオールの演奏における、マラン・マレとアントワーヌ・フォルクレの演奏の対比について述べられていた事を我々に想起させます。ソミスそしてロカテッリなどのイタリアのヴァイオリン奏者達との交流を経て、イタリアの風を吸収したルクレールは、その『尋常でないクリアな音色とその甘い音色によって、聴衆の心をとらえる方法を知っていた』(ルスティッヒ)というフランス人によるイタリア音楽との融合を彼の作品の中で見事に成し遂げ、私たちに雄弁に語りかけてくるのです。

ダルカディア一同、みなさんのご来場をお待ちしております。
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by ricrearcadia | 2010-07-06 23:04 | コンサート

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